オレゴンのニコラス ジェイの社内試飲を行いました。

まずはシャルドネの比較試飲です。

WILLAMETTE VALLEY CHARDONNAY AFFINITÉS 2018 上代¥10,000
BISHOP CREEK CHARDONNAY 2018 上代¥13,000

「AFFINITÉS(アフィニテ)」はフランス語で「繋がり」を意味する言葉で、ニコラス ジェイが所有するシングルヴィンヤード「ビショップ クリーク」のシャルドネを中心に、異なる他のAVAのシャルドネもブレンドすることにより、ヴィラメット ヴァレーのシャルドネの素晴らしさをより良く表現できるように、このキュベ名を付けたそうです。
柑橘の酸味と果実味がバランスよくまとまっていて、ヴィラメット ヴァレーのシャルドネとしては並外れたポテンシャルでした。
「ビショップ クリーク」は新樽を使用しているため、ほのかにバニラの香りを感じます。
そして柑橘系の果実味の広がりに奥行きがあり、とにかく余韻が長い!
熟成させれば更に良くなるというのは納得です。

次はピノノワールの比較試飲です。

WILLAMETTE VALLEY PINOT NOIR 2016 上代¥10,000
WILLAMETTE VALLEY PINOT NOIR 2017 上代¥10,000
WILLAMETTE VALLEY PINOT NOIR L´ENSENBLE 2018 上代¥10,000
WILLAMETTE VALLEY OWN-ROOTED PINOT NOIR 2018 上代¥13,000
NYSA PINOT NOIR 2018 上代¥15,000
MONTAZI PINOT NOIR 2018 上代¥15,000
BISHOP CREEK PINOT NOIR 2018 上代¥16,000

「L´ENSENBLE」とはフランス語で「調和」意味する言葉で、葡萄畑の自然と醸造テクニックの調和を表現するために追加されたキュベ名だそうです。
2016、2017、2018を比較したところ、ブルゴーニュの気候と全く同じように感じます。2016年は一番色が黒い果実のように濃く、タンニンや酸味の様々な味わいが複雑さを出しています。2017年はすでに熟成感のある色味で、味わいのエレガントさが際立ちます。2018年は本当にバランスがとれていて、するっと飲めてしまう綺麗さがありました。
オウン ルーテッドはフィロキセラに侵されていない自根の葡萄だけを醸造したワインですが、ランサンブルと同じチャーミングさに、複雑さを加えた香りや味わいでした。

最後にシングル ヴィンヤードの比較です。

シングル ヴィンヤードの3本は果実味の凝縮感だったり、味わいのストラクチャーだったり、パワフルさだったり、余韻があきらかにヴィラメット ヴァレーとは異なっているため、そのポテンシャルの高さを感じることができました。
その中でもビショップ クリークは果実の凝縮感や酸、タンニンのバランスが見事で、余韻も非常に長く、格の違いを見せつけられます。

2018年は今飲んでも美味しく、さらに熟成させることが出来る良いヴィンテージだと思います。
後はエレガントさが好みであれば2017年、パワフルな味わいが好みであれば2016年がおすすめです。

Qualité

生産者の想いに応える徹底した品質管理

定温コントロールされたコンテナーでの海上輸送、定温ワイン専用倉庫での検品、保管等、徹底した品質管理を行なっています。

生産者の蔵で飲むワインは、銘柄やヴィンテージを問わずとても新鮮な味わいです。銘柄や生産者も大切ですが、ワインの鮮度を左右する取扱いも重要です。

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私たちの2つのこだわり

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